『生きもの豊かな自然耕』 岩澤信夫著 創森社
目次
1章 生きものを呼び込む田んぼの底力
- 田んぼの生きものは酸素が決め手
- 田んぼの生きものたち、ほか
第2章 私が不耕起栽培を始めた理由
- オーストラリアのドライファーミング
- 福岡正信さんの不耕起自然農法、ほか
第3章 不耕起・冬期湛水田と慣行田の比較
- 不耕起移植栽培と慣行栽培との違い
- 耕す田んぼと耕さない田んぼ、ほか
第4章 不耕起田んぼは自然環境を取り戻す
- 環境に優しい農業を求めて
- 南阿蘇で諦めていたホタルが乱舞、ほか
第5章 安心・安全の不耕起の輪をもっと大きく
- 需要増の不耕起の田んぼの米
- 不耕起栽培普及の到達点、ほか
209頁 四六判 定価(本体1,500円+税)
ISBN 978-4-88340-251-9
表そでより
−−耕さない栽培は不耕起栽培ですが、微生物の働きなどによる
自然の力で土づくりが行われているため、自然耕と呼ぶ場合もあります。
自然の摂理を理解したうえで、不耕起の考え方、取り組み方を
体得していただくため、就農・援農希望者、生産組合などを対象にした
自然耕塾を開催しています。−−本文
裏そでより
−−私と仲間が不耕起移植、冬期湛水、無肥料、無農薬といった
イネ本来が持つ力を生かす農法にたどり着くまで、長い年月を要しましたが、
今では多くの実践者が成果を積み重ねてきたこともあり、
広く認知されるようになってきました。
自然の力を生かした技術は、世界でも十分に適用するのです−−本文