日本不耕起栽培普及会とは

 沿革

   日本不耕起栽培普及会は1993年8月に設立され、耕さない田んぼでのイネつくり
   (冬期湛水・不耕起栽培移植技術)の研究、指導及び普及の活動を行っています。

   前身であるPOF研究会時代から数えると、約30年続く任意の農業技術普及団体です。

 会員構成

   故 岩澤信夫氏の意志を引き継いだ会長 園原久仁彦を筆頭に、稲作農家が会員の大半占めますが
  その他に、他の作物の栽培農家、流通関係者、自治体関係者、学識経験者、資材及び機械メーカー、
  将来農的暮らしを計画している方など幅広い層の会員で構成されています。

 活動内容

   会員農家の協力の下、実証田を作り、稲の生育やお米の収量や質を観察し探求する中で、高性能低温
  育苗
不耕起移植栽培半不耕起栽培などの栽培技術は、イネの生育、そして収穫されるお米の収量や
  品質に大きく貢献することが実証されました。

   現在は、冬期湛水と不耕起移植栽培の組み合わせによって育まれる生きものいっぱいの田んぼ、「生物
  資源型農業(環境復元型農業技術)
」、の研究と普及の活動を行っています。

   具体的には、水田環境における生物多様性の創出と同時に、農薬を使うことなく且つ化学肥料を使わず
  とも力強く成長する稲の栽培技術の更なる進化に向けて生産会員の農家とともに実証田での試験を繰り
  返しています。

 生産会員の目標

   生産会員は、田んぼの生きものに優しいだけでなく美味しいコメを毎年安定して収穫することに目標を
   置いています。

 その他

       日本の農政や稲作を取り巻く環境、は日々めまぐるしく変化しています。
       それらを受けて、変化を取り込んで新たに成長したり、変化を拒んで頑なに守ったりと、的確な選択を
      要求されています。
       そんな中、イネつくりの新たな技術情報だけでなく、稲作を取り巻く環境や社会情勢への思いを、毎月
      会報にて会員にお知らせしています。

       また、技術習得のための研修会や自然耕塾などの開催しつつ、農業を通して社会や教育、環境への
      貢献を目指しています。