FAQ:よくある質問   <日本不耕起栽培普及会編>

 日本不耕起栽培普及会で研修生を受け入れていますか?

 日本不耕起栽培普及会の組織として、研修生を受け入れる部門がありません。

 しかし、岩澤信夫会長が中心となって立ち上げの準備をしている「NPO法人 未来農業研究センター」が、研修生を受け入れる体制を整えています。

 普及会の会員になること、自然耕塾や苗つくり研修会にを受講することなどが前提条件になりますが、神崎町の不耕起栽培実習地で研修することは、どなたでも可能です。
 今年も数人の方が、研修生として参加しています。

 年間を通して、自然耕塾や苗つくり研修会の塾生として講義に参加するだけではなく、塾のスタッフをサポートする中で、より深く学べる環境が得られます。

 また、以前に自然耕塾を卒業した方の場合は、二度目の講義のため余裕を持って受講できることもあり、より深い理解に繋げられると思います。

 その他に、日々の苗の管理や田んぼの水管理に携われるだけでなく、小さな疑問でも岩澤先生を始め他のスタッフに直接相談でき、そして指導して貰える機会は、稲つくりを目指す方にとって、翌年以降の大きな糧になると思います。

 農家ではありませんが、普及会の会員になれますか?

 誰でもなれますが、有る程度、農業の基礎知識が必要です。

 例えば、岩澤会長が毎月書きつづる会報は、生産会員を対象にしていますので、農業用語、特にイネの栽培に関する専門用語が少なくありません。
 しかし、『不耕起でよみがえる』に使われている用語が理解できれば問題ありません。

 普及会会員になるメリットは何ですか?

 まず、不耕起栽培技術が、日々進化していることを考えると、最新の不耕起栽培技術や不定期に更新される独自の栽培マニュアル等の最新情報を入手できることが上げられます。

 最新の情報は主に会報でお知らせすることになりますが、会員の体験、普及会もしくは岩澤先生に関わる専門機関、国や行政機関等から集まった情報が元になっています。

 次に、一人では1年にほぼ1回の稲つくりの経験しか得られませんが、10人で10年分の経験、100人で100年分の経験に相当すると考えると、一人で実践するよりも普及会の会員となって、たくさんの経験を自分の経験にするに越したことはないと思います。

 更に、電話を使うことになりますが、不耕起栽培を実践している方にとって、直接、岩澤先生に相談し指導を受けられる権利は、何物にも代え難いメリットと言っても過言ではないと思います。

 岩澤会長の技術普及活動の内容を教えて下さい

 まず、毎月送付される会報で、最新の技術や忘れがちな大切な事柄を、会員に伝える活動をしています。

 次に、自然耕塾や苗つくり研修会を開催することで、不耕起栽培による稲つくりの理解度を深めて実践する仲間を、増やす活動につなげています。

 不定期になりますが、講演会や研修会は要望に応じて演台に立ち、不耕起栽培の稲つくりのファンを増やす活動につなげたり、耕さない田んぼのお米の消費拡大に一役買っています。

 平成20年度に吉川英治賞を頂いてからは、一般雑誌や機関誌の取材が増えており、ますます、不耕起栽培の稲つくりの認知度を上げるだけでなく、消費拡大にもつながる活動になっています。

 普及会の会員になるにための条件は?

     不耕起栽培を実践してみたい、将来、不耕起栽培で生計を立てたい、不耕起栽培を応援したい等、不耕起栽培普及会の趣旨に賛同できれば十分です。

     しかし、会則にも記載されているように、役員会での承認が前提になっています。

 以前、普及会の会員だったのですが、また入会できますか?

     基本的に、自己都合で退会された方は、いつでも戻ることができます。

 普及会の事務局を訪問し、不耕起栽培についてお話を伺いたいのですが?

     大変申し訳ありません。

     事務所に常駐しているわけではないこと、事務所に居る場合は、用件がある時がほとんどですので、突然の訪問には対応いたしかねます。

     基本的に、電話で相談するか、アポイントを取っていただきたいと思います。

     PCメール、FAX、手紙とうでのご相談は、対応に時間が割かれるので、直接的な返事は約束しかねますが、相談する前に目を通しておいて欲しいことなどをまとめていただいた上で、電話で相談を受けさせて貰うのは良いことかも知れません。

 不耕起栽培の会員農家の仕事を手伝いたいのですが?

     昨今の農業ブームもあり、若い世代が農業に興味を持つことは願ってもないことです。

     しかし、会員農家のほとんどは家族経営で忙しい日々を過ごしていて、未経験者を受け入れる余裕を持てない状態です。

     ある規模の企業では、未経験者を教育する担当者が教育を行い、訓練で経験を積ませた後、始めて現場での作業を担わせるように、不耕起栽培技術で稲を栽培している農家の現場に、未経験者を教育し、訓練で経験を積ませた上で、送り込む役割を担っているのが、自然耕塾やオリザ塾と言えるのかもしれません。

     そう言う観点から、農家を手伝いたいと考えている方は、まず、自然耕塾やオリザ塾で学び、田んぼでの農作業の経験を積んでみては如何でしょうか。

     約束はできませんが、自然耕塾で学ぶ農家の方との出会いが、あなたの希望を早期に叶えることになるかもしれません。

 岩澤会長が話す技術の内容が以前とは違っていますが?

     実証実験で新たに判明したこと、新たな方法が見つかったこと、気候変動に合わせて変えなければならないことなど、不耕起栽培技術は、今日も進化しています。

     昔の技術で満足し、留まってしまった時間が長ければ長いほどに、最新の技術とに隔たりを感じてしまうのは、不耕起栽培技術に限ったことではないと思います。

     しかし、実証の上に積み上げられた基礎理論が変るわけではありませんので、基礎理論をしっかり身につけた方にとっては、違和感なく新しい技術や手法を受け入れられると思います。

 会員同士の交流の実際は?

     少なくとも年に1度の開催される総会は、会員同士の交流の大きな場になっています。

     総会では、新しい発見や新しい技術に特化した研修会を持ったり、新たな取り組みを始めた会員からの説明があったりする中で、夕食後の宴でも苦労話や自慢話が夜遅くまで続いたりします。

     また、各地で開催される研修会やイベントに参加したり、相手会員の了解が得られれば、訪問したりする中で、独自の技術が評価され他の会員へと伝えられています。

     今後は、会員同士の交流のきっかけを更に増やすために、各地で活躍する会員の活動状況をまとめ、紹介する企画も検討しています。

 岩澤会長が関わっている、NPO法人や団体を教えて下さい。

     現在は、「日本不耕起栽培普及会(会長)」と「食と農の応援団(会員)」にのみ所属しています。

     以前、上記以外のNPO法人や団体に所属していたことがありますが、現在それらのNPO法人や団体との共同行事及び活動はいっさい行っていません。

     また、日本不耕起栽培普及会の会員農家も、既に、それらのNPO法人や団体との関わりがなくなっています。